こんにちは。岡崎です。
今朝、勝間和代さんが「正常性バイアス(きっと自分は大丈夫だろうという思い込み)を過信するな」という動画を出されていました。
簡単にいうと、「渋滞も『まあ大丈夫だろう』と思っている人ほど、渋滞にハマる」というお話。
危機管理としては、まさに大正解です。
ですが、私が日々結婚相談所の現場で見ている「婚活」では、このロジックとは真逆の不思議な現象がよく起きます。
今回は、婚活現場で起きる「計画通りにいかないからこその奇跡」についてお話しします。
「絶対に失敗したくない」人ほど、婚活が長引く理由
婚活は、「絶対に失敗したくない!」と気合を入れて綿密に計画を立てる人ほど長引きやすく、逆に「まずは気楽にやってみよう」と肩の力を抜いている人ほど、トントン拍子で良いご縁を引き寄せて真剣交際へ進んでいきます。
不思議ですよね。
一般的なリスク管理やビジネスの世界では、「思い込みを捨てて意識を高く持つこと」が求められます。婚活でも「本気で意識を変えないと結婚できない」とよく言われます。
でも、人の感情や心理が深く絡み合う婚活現場では、そのビジネスのロジックがそのまま当てはまらないことがよくあります。「気合を入れて計画を立てること」が、かえって自分の心をガチガチに縛ってしまうのです。
「絶対に失敗したくない」が引き起こす自爆のパターン
本気すぎる人ほど、頭の中で勝手に先走り、「わざわざ自分から不安を作り出してしまう」という悪循環に陥ります。
例えば、お相手のちょっとした言葉遣いに対して「もし結婚したら自分と合わないんじゃないか…?」と、まだ起きてもいない未来を勝手に妄想して心配し始めます。
すると、重箱の隅をつつくように相手の「欠点(減点要素)」ばかりを探してしまい、本来感じられるはずの「一緒にいて落ち着く」「居心地が良い」という素直な感覚が、完全に吹き飛んでしまう。
せっかくの良縁も、これでは自分の手で遠ざけてしまいますよね。
トントン拍子に進む人が大切にしている「素直な感覚」
一方で、トントン拍子に進む方は「ゆっくり半年か1年くらいかけて探してみようかな」と自然体でスタートしても、なんと1〜2人目のお見合いであっという間に相性ぴったりの方と出会い、真剣交際に進むことがあります。
なぜこんなことが起きるのでしょうか。
トントン拍子に進む人は、不思議なほど「相手の欠点探し(重箱の隅をつつくこと)」を本当にしません。頭での計算や先回りした不安を手放して、「一緒にいて落ち着くか」「自分の身体感覚がどう感じているか」という素直な気持ちを無意識に大切にしているからです。
つまり、頭の思考(リスクの計算や自爆しやすい不安探し)を一度お休みさせて、自分の素直な感覚を信じること。これが解決策になります。
計画を手放すと、想像以上の未来がやってくる
「自分の頭で考えた計画通り」にいかないのが、婚活と人生の面白さであり醍醐味です。
「こうしなきゃ」「失敗してはダメだ」という思い込みや計画を手放すと、心にゆとりが生まれ、お相手の良さや「居心地の良さ」を素直に受け入れられるようになります。その結果、自分でも予想していなかったスピードで、素敵なパートナーシップが育っていくのです。
お見合い後、私が会員さんに必ず聞くこと
私は会員さんのお見合いが終わると、「気持ちの整理」としてお電話でお話を聞くようにしています。
そのとき、あえて「お相手の嫌なところ」は聞きません。
まず聞くのは、自分の感覚です。
トントン拍子に進む方は、決まってこんな言葉が出てきます。
「なぜかあっという間に時間が過ぎていた」「自分がこんなにしゃべれる人間だったんだ、って驚いた」「素直に自分のことを話せた」「相手の言葉がすっと心に入ってきた」「居心地が良くて、また会いたいなと思った」。
一方で、「もう頑張らなきゃ」「ちゃんとやらなきゃ」という意識が強い方は、同じお電話でも自然とお相手の気になる点を先に話し始めます。
今日からできる!肩の力を抜く小さな一歩
「1年以内に結婚しなきゃ」「失敗しないように慎重にならなきゃ」と自分を追い詰めていませんか?
もし次にお相手とお会いする機会があれば、終わった後に自分にこう聞いてみてください。
「時間はあっという間だったか」「自分らしく話せたか」「また会いたいと思ったか」。お相手の欠点を探す前に、まずこの3つを自分に聞いてみましょう。

